選ぶ時点では人の自由が許される。

 （ 5月21日の記事です。）

　TwitterでたまたまTLに流れてきたネタ。

イケメン男性二人と普通の顔の男性一人と女性三人で食事をさせ、後々、普通の男性がお金持ちだと知った後、女性は誰を選ぶのかというモニタリングの様子を載せたものでした。

みどころは、ただのイケメン二人に対して、ごく普通の男性は、お金持ちだと

いうことを知った時、女性がどんな態度をとるのか。というところ。

答えは、わかっていながら楽しくなってしまいました。

賛否が飛び交っていますが、私はお金持ちの男性を選んで欲しかった。

もちろん、最初はイケメンの二人がちやほやされ、普通の顔の男性は相手に

されていませんでした。

一度目の女性だけの会話の中には、「普通の顔の人は正直無理かな〜」と

厳しい意見も。

ところが、金持ちを明かしていくと、

その意見は手のひら返し。「よく見たら顔も悪くなかった」とのこと。

結果、女性３人の内、２人は、普通の顔のお金持ち男子に連絡先を教えました。

この手のひら返しの意見を見た、たくさんの男性から

「女嫌いだわ〜」「結局金か」「だから女は信用できない」

などの声が上がっているようです。

このツイートを見ていた女性達からも

「女ってやっぱり怖い」「お金で決めるなんて最低」など

同性ながら理解出来ないという声も上がっています。

• 疑問

このモニタリング映像に参加している男女は、初対面かつ恋愛関係にある状態ではない。

あくまで、この中から選ぶのなら、という企画だったはず。

たしかに、これが、恋愛関係になっていて、イケメン彼氏よりお金持ちを選んだというのであれば話は１８０°変わってきます。

ですが、今回は、選ぶ話。

結論から言うと、選ぶ側に立っている時は、人間誰しもが自由であると思っています。

• 見た目？中身？

男性で置き換えると、第一印象でとても自分のタイプの容姿をした異性がグループの中にいたら、必ず仲良くしようとしませんか？

そのグループの中に、タイプの異性と全くタイプじゃない異性がいたら、

第一印象では、タイプの異性を選びませんか？

ただ、男性のほとんどが、タイプの異性以外はなかなか第一印象で視界に入る事はなく

女性のように厳しい意見や印象を持つ事がないものが多く、話の中の話題にすら出ないケースがあります。

ここが、男ははっきりしていると言われている理由でもあるそうです。

ですが、第一印象がタイプの異性が仲良くなったり、話したりした時、

自分の苦手なタイプ又は、とてつもない男好きだったとします。

そして自分には全く興味のない態度を取っていたとしたら。

逆に第一印象では目にもとまらなかった全くタイプではない女性が

関わってみたら、とてつもなくいい子だったとして、尚かつ自分に

好意のある態度をしてきたとしたら、

最終的にはどちらを選ぶか。

特徴として、男は、自分に興味のない美人よりも自分に興味のあるブスを。

と言われている部分もあります。

理由は違えど、選んでいる基準として、モニタリング結果と同じです。

第一印象は、どんな理由を述べたとしても容姿でしかないのですから。

女性に置き換えた時、合コンに誘われたとします。

”イケメンだけど将来性が全くない合コン”

”下の中メンツだけど将来性に期待が出来る合コン”

誘われた時、どちらの条件の合コンを選びますか？

”医者や経営者揃いの合コン”

”ニート揃いの合コン”

どちらを選びますか。

私だったら間違いなくニート揃いは選びません。

だれも二十代を超えてから、ニートと付き合いたいなんて思わないと思う。

将来を考えた関係を求めているのなら当然の事です。

将来性のないイケメンか、将来性のある普通の顔か。

女性の場合、思った事を女性同士になるとすぐ口にしてしまう傾向があり、周りと自然と比べてしまう習慣があるので、男性からしたら最低だと思われがちですが、素直な気持ちを率直に口にしているだけ。

口にするなよと言いたいところですが、多分無理。

選ぶ時点にいる人に対して、選ぶ時点(その場)に立っていない人が、「それはおかしいよ」と罵声を浴びせる方が私には理解ができなかった。

その場に立っていない人間には、その場に立っていた人間の気持ちや行動はわからないわけであって、

人間はきっと自分たちが理解してるよりも卑怯だったり、図太かったりするかもしれない。

その場にならないと自分の考えと全く別の行動をしてしまうかもしれないし、

そんなことはわからないのだから、一方的に否定しまくるのは、せめて高校生上半期まででいいのでは。

高校生上半期は、8割の失敗と２割の成功で出来ているから問題ない。

20を超えた成人が、Twitterを通しありえない。だけの言葉をひたすらぶつけるのはどうなのだろう。

そう思いながらRTを繰り返しました。

おわり。